京極夏彦著『ヒトゴロシ』読了!

・・・・とうとう、とうとうですよ、

『ヒトゴロシ』やっと読み終わりましたぁーーーっ\(^o^)/

いやはや、1000ページちょっとある作品を読めたなら、次はきっと『はてしない物語』にも挑戦できる筈。

 

京極作品を読み慣れた方なら想像つくと思われますが、この物語は「人が人を殺すことの惨たらしさ」が全くフィルターを掛けずに描かれています。

「幕末」を「時代の夜明け」と称し、そこに夢を託す方々は大勢いるでしょうが、

多分、何かをあたらしく始める場合って、沢山の汚物や傷を誰かが抱え込むというか、

そういう「スケープゴート」が必要なのかなと、読んでいて考えたりしました。